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  • 24.03.04

《輝く女性支配人 VOL.2》仲間の目標を叶える幸せ メンバーに感謝の気持ちを伝える【ブラス 結婚式場ヴェルミヨンバーグ支配人 黒田彩代さん】

 「ウエディングという素晴らしいこの仕事を、ずっと好きでいてほしい」。そう語るのは、ブラス(名古屋市中村区)の運営する結婚式場・ヴェルミヨンバーグで支配人を務める、黒田彩代さんだ。2014年に新卒でブラスに入社し、16年には社内表彰で『ベストプランナー』に輝くなど、着実にキャリアを重ねてきた。支配人として、後輩やアルバイトスタッフをどのようにまとめ上げているのか。「メンバーの目標達成は、私自身の喜び」と語る、黒田さんのリーダーシップに迫る。

 新卒入社後の配属は、ブラス1号店の愛知県一宮市のルージュ:ブラン。ブラスは新規から当日施行までの一貫制ですが、当時は右も左も分からなかったため、とにかく毎日必死。「素晴らしい1日を提供したい!」という想いで、日々奮闘していました。
 もともと私は負けず嫌いな性格で、担当件数など様々な項目から決定する社内表彰の『ベストプランナー』もいつかは取りたいと思っていました。その原動力は、当時の所属先が大好きだったから。「第1号店を表彰台の1番高い所に上げたい」との想いで、入社3年目に念願のベストプランナーを獲得できました。
 どちらかというと新規が得意な私は、施行における臨機応変な対応や状況判断などは少し苦手な部分。実際にまだ若手だった頃は、進行が遅れてしまったことで、「チーム全体があなたの指示で動いていることを忘れてはいけない」と、シェフから厳しい指導を受けました。「ゲストがゆっくり食事をしていたから」など、進行が押した理由は様々ありましたが、しっかりその状況をキッチンに伝えられていたのかなど、改めて振り返るいい機会となりました。
 この件以降、各ポジションへの声掛けをより徹底するようにしました。「料理が美味しかったので、それも決め手でした」という声があれば、「試食の力もあって、成約になりました!」と伝える。当日施行が無事おひらきになった後は、「今日もありがとうございました」とシェフに必ず挨拶をする。そうしたコミュニケーションが、何よりも大事だと感じています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月21日号)