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- 社説:潮目
- 23.09.18
配席に酒飲みの要素を 互いが気兼ねなく過ごせる配慮
リニューアルオープンしたThe Place of Tokyoの模擬披露宴に参加した際に、ハッとさせられる光景があった。平日の13時からの開催ということで、100名以上の参加者は大きく二分していた。模擬披露宴で、その後を気にすることなくお酒を飲む層と、仕事が控えているのだろう、ソフトドリンクだけで済ます人達だ。これは未来の披露宴でも、同じようなことが起こりえるのではと感じたものだ。若者を中心に、お酒を飲まないという人も増えている。車で来たから飲めないという人も含めて、ノンアルコール派がこれから増えていけば、参列者・テーブル毎の温度感に大きな差が生じるだろう。
酒飲み派からすれば、テーブルの人たちと気軽に交流をしながら、気兼ねなくお酒を楽しみたい。お酒を注ぎ合い、みんなで一緒に杯を重ねていく。料理はつまみのような感覚で、デザート時もコーヒーはいらず出来ればまだ飲んでいたいと(笑)。一方で飲まない派の中には、酒飲みと席を共にすることが苦痛という人もいる。酒飲み派がみんなで一緒に飲もうとお酒を注ごうとしてきた時に(強制をするわけではなくとも)、そこで自分は飲めないと一々断るのも面倒。お酒を飲まない代わりに、新郎新婦の映像や様々な披露宴の演出、さらに料理をゆっくりと楽しみたいという意識も強いはずだ。
お酒を飲む人、飲まない人が大きく分かれていた模擬披露宴に参加してみて、配席にその要素を入れてもいいのではという話で盛り上がった。テーブル毎を飲む人、飲まない人のカテゴリーで分け、それにあったサービスを提供する。飲む人のテーブルはお酒中心であるのに対し、飲まない人のテーブルは料理中心であるため、サービススタッフの対応も変わるのは当然のこと。前者はワインを毎回注ぎ足しする必要もなく、ボトルを置いておけば十分。料理の配ぜんも、とにかく早く食べてもらうことを促す言葉をかける。一方で後者は、料理説明を丁寧にすることで、価値を高める演出をしていく。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)
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