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  • 社説:潮目
  • 23.05.27

沖縄リゾートWの活況ぶり コロナ以降の消費者ニーズ叶える

 コロナの自粛機運が緩和されてきた昨年以降、沖縄リゾートウエディングの活況が注目されている。沖縄県観光振興課の発表によると、2022年1 年間の実施組数は対前年比147%(5890組増)の 1 万8430組と大幅な増加。これは2017年を上回る過去最高。2017年は海外組数が2066組あったが、昨年はわずか15組。つまり国内の挙式者数が、大幅に伸びたことで過去最高となった。(フォトウェディングやビーチ・レストラン・琉装ウェディングなども調査対象に含まれた数値となっている)。
 沖縄の活況ぶりは、コロナ禍のフォト需要の高まり、またハワイなどの海外挙式が円安の影響でなかなか回復しない状況下、その受け皿になっていることも確かである。もっとも、注目すべきはコロナによって変容したユーザーの結婚式観を、叶えられるスタイルであることが大きいという側面ではないか。
 次号で紹介していくが、2023年3 月期の大手各社の業績は好調であった。コロナで実施を見合わせていた層の特需もあわさって、コロナ前並みの施行数を記録した企業も出ている。一方で列席人数については、10名~20名前後の減少。これはコロナ前の通常人数帯以外に、まだまだ30名、40名といった結婚式数が多いため、平均を押し下げていることにある。つまり、人数帯に関しては否応なく2 極化が進んでいる。
 コロナ前の2020年の新春トップインタビューにおいて、結婚式の少人数化と、そのニーズにピッタリと合うのがまさにリゾートだと語っていたのは、アールイズ・ウエディングを展開するグッドラック・コーポレーション(東京都目黒区)の堀田和宣社長だ。同社は当時、タレントの吉岡里帆を起用したキャンペーンを開始するなど、積極的なプロモーションを展開していた。CMのテーマは「愛するみんなと行く。」。友人知人たちと楽しむ花嫁の姿が印象的なプロモーションであり、リゾートWは、2 人だけ又は親族のみというイメージも強かった中で、それだけではない魅力を発信していた。堀田社長は大々的なプロモーションを実施した理由として、これからの国内結婚式はリゾート中心になる可能性も高いからこそと当時語っている。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)