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- 社説:潮目
- 22.12.29
2022年は【反動】の一年
コロナ禍の取り組みが花開く
2022年もいよいよ残りわずか。ブライダルマーケットに大きな打撃を与えた2020年、2021年からの【反動】の1 年だったと言える。コロナ禍の2 年間で結婚式実施を控えた【待ってました層】も合わせ、集客・施行共に好調に推移する会場も多かった。とは言えあくまでも【反動】だったことを考えれば、2023年は真価を試される1 年となる。
今年1 年の取材を振り返ってみて、好調な企業・会場に共通するのは、コロナ禍の2年間に蒔いた種が花開いているということ。コロナ禍の2年は総じて厳しい状況であったものの、未来を信じて種を撒き続けた企業もあれば、ただ嵐の過ぎるのをじっと耐え忍んでいただけのところも。2022年は【反動】により全体的に好調だったとはいえ、真価の試される2023年以降は、この違いが鮮明に浮かび上がるだろう。2023年以降の勝負の分かれ目は、コロナ禍に何をやっていたのかによる。
屈指の人気会場となっている東京會舘は、コロナ禍の2年間にも歩みを止めることがなかった。施行を継続しながら、打合せ、新規の積極的な改革を進めてきた。商品についても、高単価層をターゲットにした付加価値の高い指名制を導入するなど、マーケットにおける絶対的なポジショニングを確立してきた。 2022年度に、過去最高の売上・施行数を記録したブラスはどうか。結婚式の実施・延期についての判断も、同社の基本スタンスである顧客に寄り添うことを何よりも重視した。厳しいやり取りもあったことは想像に難くないが、様々な課題を解決するために図ってきたコミュニケーションはプランナーの経験値を高め、さらに社内で共有することにより提案力も向上。その姿勢、個々のスキルが、現在の評価に繋がっている。
ブライド・トゥー・ビーがコロナ禍に進めてきたカヌレの販売は、ブライダル企業の新規事業として話題を呼んだ。結婚式の減少した時期を活かして、卸先への営業を推進。さらに店舗展開も進めることで、現在はスイーツ事業の売上比率は全体の15%程度を占めるまでになった。スイーツ販売の更なる強化を図るために工場を建設、また地ビールも新規事業として展開する準備を進めている。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)
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