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  • 22.09.30

中国上海に現地2施設目の式場をオープン【一蔵】

 一蔵(東京都千代田区)は9月11日、中国現地法人において上海市に結婚式場【嘉美麓徳高端婚礼会館 虹橋店(Camelot-Hills Shanghai Hongqiao)】をオープンした。同社にとっては、2019年3月オープンした【Camelot-HillsShanghai】に続く中国国内での2施設目。中国マーケットにおいて西洋の婚礼スタイルに、日本ならではのおもてなしを取り入れた結婚式場の拡大を図っていく。ポストコロナを見据えた新たな施設の概要を紹介していく。

 年間の婚姻件数が約813万件(2020年統計)と言われる中国国内マーケット。最近は婚礼の西洋化が進み、ウエディングドレスやガーデンセレモニーなど、婚礼スタイルに変化を見せている。中でも上海は最も西洋化が進んでおり、富裕層も多くいることを受けて、同社は現地法人を設立し、2019年に1 施設目をオープンした。初年度の2019年1 月~12月には199組を施行、2020年同時期はコロナ感染拡大防止のため、上海市政府からの大型集会禁止命令に伴う休館等があったものの、積極的な営業活動により前期比:43.7%増の286組となった。
 2 施設目となる同会場は、内装の本物志向、教会のリアリティーを追求。現在の上海の主流であるショー的な婚礼とは一線を画し、雰囲気の異なる2 つのバンケットを展開していく。
 中国の建築は、さまざまな制約があるため、自由な設計が許されないという事情がある。そうした数々の条件をクリアしながら、ヨーロッパ建築の独特の神秘性と、迫力ある外観装飾を実現していった。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月21日号)