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  • 22.09.06

平均単価の回復がポイント【テイクアンドギヴ・ニーズ】

 テイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)は8月5日、2023年3月期第1四半期決算を発表した。売上は115億1200万円で前期比121.5%に。営業利益も15億9000万円と、前期からの好調を維持した形だ。大手上場各社も、同時期に決算報告を相次いで発表。4月~6月はオミクロン株の感染拡大前にあたり、コロナの影響は限定的であったものの、平均単価が業績に大きく影響している状況が明らかになった。今号では上場各社の最新決算情報と共に、受注数、平均単価の推移から見た今後の見通しなどを紹介していく。

毎年20万円ずつの上昇
 T&Gの売上115億1200万円のうち、国内ウエディング事業は113億7100万円となり、前年と比較しても20億円の増加になっている。この数値はコロナ前である2020年3 月期第1 四半期(2019年4 月~ 6 月)の131億5100万円と比較しても86.4%であり、順調な回復と言える。
 営業利益は、販管費が前年同期比で1 億2600万円の減少など、コロナ禍のコスト削減効果が維持され15億円超に。これもコロナ前の上記の決算期における、国内ウエディング部門の営業利益17億3500万円に匹敵する数字(当時は海外ウエディング事業も展開していたことで、国内のみを比較)。稼ぎ出す力が高まっているのは明らかだ。
 今期の一組あたりの平均単価は368万1000円、平均人数は55.1人。コロナ前の2020年度は391万円、69.3人であった。人数についてはまだ14名の減少であるものの、1 人あたりで計算すると6万6805円で、コロナ前から1 万円以上の伸びになっている。またコロナ禍の同時期との比較についても、一昨年は320万9000円、昨年は349万1000円。1 年で20万円ずつの回復となっている。
 取扱い組数の回復は(昨年同時期は2559組で今期は約300組の増加)もちろんのこと、平均単価の回復は注目される。前年の第3 四半期(2021年10月~12 月)は372万7000円であったことから、今秋に向けてさらに上昇することも確実。また人数の回復が厳しい状況であっても、1人辺りの数値を上昇させる取り組みが重要となる。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)