公益社団法人日本ブライダル文化振興協会（東京都中央区・以下BIA）は6月9日、明治記念館において令和4年度通常総会を開催した。総会後には研修会「出せ･出せ･出せ･出せ･知恵を出せ！」第33弾として、（株）山櫻・代表取締役社長の市瀬豊和氏が講師を務め、【こどもたちは知っているSDGsの本質、目指せ『Social Bridal Company』!】をテーマに講演した。総会、研修会のほか、技能検定試験1級合格者向けの合格証書授与式などの様子を紹介する。

　通常総会のリアルでの開催は、実に3 年ぶりとなる。総会では令和3年度の事業報告書、決算報告書、監事監査報告のほか、一部役員の選任に関する件が承認された。あわせて、令和4年度の事業計画・予算計画が発表された。
　今回の総会における大きなニュースになったのが、勝俣伸会長の交代だ。5 月17日に開催された理事会において、勝俣氏から退任の意向が示され、その後任として元ホテルオークラ東京代表取締役会長の清原當博氏が推薦された。それに基づき、通常総会において、会長交代が議決された。
　勝俣氏は前会長であった故塩月弥栄子氏を受け継ぐ形で、9年前に2代目会長として就任。会長在任時には、音楽著作権問題に関する権利者との協議のほか、ブライダル―サービス宣言とその認証制度制定の事業に取り組み、2018年にはブライダルコーディネート技能検定が国家検定として正式に認定されることとなった。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号）