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  • 社説:潮目
  • 22.05.15

根本の原因は商品の魅力、プランナーが売ってくれない

 何の制限もないGWが始まり、結婚式も平常運転に。施行数・人数共に今後への期待がさらに高まっている。一方、多人数ウエディングであっても、リアルに集ってもらったことへの感謝を踏まえて、ゲストと近い距離でのコミュニケーションを重視するスタイルが増えている。そのため披露宴での演出は減少し、お色直しをしないことからドレスは1 着のみ。結婚式費用を節約するという意識よりも、人の集うことが敬遠されてきたコロナ禍を経ての傾向であり、しばらくは続きそうだ。
 そんな状況になると頻繁に耳にするのは、「プランナーが売ってくれない」という関連会社の嘆きの言葉だ。もっともこの言葉は、コロナ以前にも溢れていた。演出をしない、衣裳も1 着しか着ないという流れは以前から生じており、コロナをキッカケにそのスピードが速まったに過ぎない。それにもかかわらず、何年たっても他責の言葉を発しているだけでは、ますます購入しない顧客が増えていくだけで何の解決にもならない。
 ブライダルの構造として、結婚式場が販売窓口になっているのは事実。関連業者にとっては、直接ユーザーと接するプランナーこそ自社商品の営業マンであるわけだが、ではプランナーは何故売ってくれないのか。プランナー側から考えてみると、一円でも単価アップをするために多くのモノを販売したい。基本的に利害関係は一致している。ではなぜ売ってくれないのか。単純な話として、プランナーが売る売らない以前に、新郎新婦が買ってくれなくなっているのでは。買わないものを無理に勧めるよりも、買ってくれそうな魅力あるものを積極的に販売しようとするのは当然のこと。プランナーが売ってくれないではなく、新郎新婦が買ってくれないということにこそ真実はあり、欲しいと思うような魅力ある商品・サービスを提供できていない業者側の問題だ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)