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  • 22.02.02

京都を堪能できるプラン【京都ブライトンホテル】

 京都ブライトンホテル(京都府上京区)は2020年の5月~現在まで、媒体への広告出稿を停止している。一方で新たな挑戦として、2021年夏には地域の観光スポットや神社仏閣と連携した、体験・宿泊付きのフォトプランを多数商品化。SNSを中心としたWEB広告のほか、新郎新婦の両親を新規獲得の糸口とするために常連の年配客にも積極的に案内を進めている。エリア性を活かした婚礼施策について、バンケット営業部長・倉田圭司氏に聞いた。

チェックインは前日に
――コロナ禍に少人数化が進み、新たな施策を各社が打ち出しています。昨年はどのような変化がありましたか。
倉田「影響があったのは、婚礼の平均人数と件数です。昨年度は2019年比で10名のマイナスでしたが、カップルが予算をあらかじめ想定していたことで、料理・衣裳などは単価アップに成功しました。件数においては徐々に回復してはいるものの、首都圏に比べ京都エリアは県外からの受注の戻りが遅いのも事実。そこで新たな施策として、宿泊・体験付きのウエディングフォトの企画を進めてきました。」
――観光スポットが近いホテルの立地を活かした、ロケフォトプランを展開しています。
倉田「昨夏にリリースした『京都女子プラン』は、体験型のフォト・旅婚です。前日にチェックインし、テラスレストラン『フェリエ』で夕食。そのまま宿泊してもらい、翌朝から12時までフォトを撮影する流れです。場所は随心院、仁和寺、東福寺の3 ヵ所から選択。単なる写真撮影にならないよう、撮影時間を2 時間半設けることでカップルは観光も一緒に楽しめます。例えば東福寺では、2019年に開催したG20大阪サミットで、各国のファーストレディが同寺を訪れた際に体験した人力車に乗れるなど。ロケーション以外にも、観光の魅力を感じる要素を散りばめています。」
――『京都女子』というプラン名はあまりブライダルっぽくないですよね(笑)。
倉田「京都に憧れのある新婦と、その夢を叶えてあげたい新郎に向けたフォト企画なので、集客面で分かりやすいネーミングにしました(笑)。広告上にはホテルの名前は出さず、『京都女子』というワードを全面に打ち出し、インスタなどのSNS広告を中心にPRしています。ほかにも、貴船神社の神前式『結婚奉告祭』も撮影付きで商品化。両プラン共に秋から受注を開始し、春の施行を控えています。成約者の中には、首都圏在住のカップルも。コロナ禍だからこそ、これまで展開できなかったことにチャレンジしています。」
――旅も含めたプランに対する顧客の反応はいかがですか。
倉田「両親から勧められて申し込んだ、というカップルもいました。ホテル利用者には年配の人も多いため、その層にも案内することで子ども・孫に紹介してもらうという狙いが企画時にあったので、ある意味成功しています。館内に写真・衣裳・美容が揃っていて、ロケ先までの送迎も付いているため、移動負担がなく、感染不安が少ないことで親・祖父母としても安心できます。京都女子、奉告祭共に価格は38万円ですが、『ホテルがプロデュースしているなら安心』、『少しくらい高くてもいい』と思ってもらえています。親世代を味方につければ、結婚したことを形に残して欲しい想いから、費用を負担するケースも考えられる。カップルとしても一緒に旅行をすることで、親孝行が叶います。ナシ婚を考えていた人は、自分たちの負担がなければ断る理由もなくなりますから、ここは押さえたいです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)