ギフト販売のオリジナルあい（愛知県一宮市）が運営するカスタムウエディングサイト『TIARA』は、3 月の栄サロンオープン以降着実に施行を重ねている。9 ～11月には、トヨタ博物館でのウエディングフォトを3 件実施。マルハリゾート（以下マルハ・同県知多郡）で80名の結婚式も、10月4 日に開催した。コロナ禍で悩む新郎新婦に寄り添い、会場選びや予算面の相談も随時受け付けている。その接客サービスや10月の施行について、同社執行役員・山田純也氏に聞いた。

会場・進行内容もカスタム
――マルハの結婚式では当初、自己資金の予算が10万円だったとか。
山田「そのカップルは9 月にトヨタ博物館でWフォトを実施した新郎新婦の紹介で、TIARAに来店しました。結婚式、パーティーを希望していたものの、予算はわずか10万円だったことから1 万5000円の会費婚を提案しました。ゲストが80名で、自己資金と合わせて130万円。そのうちマルハに支払うのは、施設利用料・飲食費などを含め75万円でした。当サイトの施行事例になればと、ドレスやプランニング料などはモニター価格で優遇し、前撮り撮影・和婚式・パーティー・二次会まで実現することができました。」

――すべて1 日で完結できたのは、商業施設内開催のメリットですね。
山田「午前中に和装で撮影し、午後にそのまま和婚式。お色直しの後にパーティー・二次会を開催しました。マルハは施設内にレストランダイニングがあるほか、屋外は海に面したバーベキュースペースになっています。緊急事態宣言解除間もない時期でしたが、オーシャンビューを眺めながら、食事・アルコールも気兼ねなく提供することができました。貸切りのため親族は一時ダイニングで休憩し、演出が始まる頃に戻ってきてもらう。ゲスト同士も自由に移動して会話するなど、通常の式場にはない進行でした。」
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号）