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- 社説:潮目
- 21.12.26
リピーター化のベースは。顧客のリアルな本音を集めているか
緊急事態宣言も明け、2021年のクリスマスは2 年ぶりの活況となりそうだ。以前、あるフレンチ店のオーナーから、クリスマスシーズンのレストラン運営に関してこんなことを言われたことがある。
「多くのレストランでは、クリスマスディナープランを作っている。通常時期よりも高単価に設定し、しかもディナーで2 回転、2 時間制にしている。確かにクリスマスのデート利用で多くのカップルの来店も見込めるが、この時期だけになってしまっているのも事実。本来であれば日頃フレンチを食べることも少ない若い人たちに対して、クリスマスという特別なシーズンに使ってもらうことで魅力を知ってもらう絶好の機会でもあるのだが、普段よりも高単価、しかもフルコースで2 時間制では逆に悪印象を与えることになり、特別な日にしか利用しないという人をどんどん生み出してしまっている。」
確かに最近では、クリスマスディナーにわざわざレストランに行くことなく、テイクアウトを購入して自宅で過ごすというカップルも増えている。フレンチ店としては、その後のリピーターを獲得する最高の機会をどんどん失っていることになり、確かにオーナーの話も納得だ。
コロナ禍において、結婚式を実施した顧客をリピーターとして維持し、その後のライフイベントなどでの利用を促進していこうという方針を掲げる企業が増えた。本来であればもっと早くからこうした発想が自然に出てくるべきであるのだが、アフターの対応に積極的となる企業は限られていた。コロナ禍によって、奇しくも多くの企業がリピーター化を重視するようになったことで、求められるのが初めのタッチポイントとなる結婚式に対する満足度だ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月11日号)
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