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  • 21.08.06

GOOD WEDDING AWARD 2021《準グランプリ》ララシャンス博多の森 木山妃香璃氏

Piece of journey~愛を浴びて ヒカリカガヤク~
 ララシャンス博多の森(福岡市博多区)の木山妃香璃さんは、コロナ禍におけるプランナーとしての存在価値に苦悩しながらも、新郎新婦に提案したサプライズ結婚式を発表した。
  “愛が溢れる時間を創ることが可能な特別な仕事”として、高校時代のアルバイトをきっかけにプランナー職に出会った木山さん。新型コロナウイルスの影響から結婚式の中止や延期による無力さから自身の存在価値に苦悩する日々が続いた。
 悩み続ける毎日だったが、プランナーとして4組目の担当となる来館者が訪れた。おしゃべりが大好きでアウトドア派の新婦と口数の少ないインドア派の新郎。外出することが滅多にない2人であったが、初めて台湾に旅行した際に飛ばしたランタンが思い出ということで、披露宴でも同じことができないかと相談された。
 「趣味も性格も違う互いをパズルのピースに例えて、人生をかけて一緒に完成させてほしいという思いを込めて、【Piece of journey】というテーマを提案しました。」
 こうして10月に開催する結婚式の準備がスタートしたものの、昨年夏以降に感染が拡大したことで、ゲストからの欠席連絡が相次いだ。新婦は結婚式を実施する意味がないと思い始め、心が疲弊していった。木山さんはプランナーとして、コロナ禍で見失いかけた“結婚式をする意味”を今だからこそ共に向き合い考えましょうと話し、最終的に当日は挙式のみを開催することになった。
 挙式のみにした2人の決断を正解にするためにも、最高の挙式を創りましょうと新郎新婦に伝えた。そこで挙式の最後に、2人が希望していた思い出のランタン飛ばしを実施。全員へのサプライズとして、ゲストを披露宴会場へ案内した。今日に至るまでの2人の葛藤、2人からの感謝の想いを、木山さんが説明。その後、新郎新婦には入場体験をプレゼントした。
 「照れくさそうに新婦を見つめる新郎、泣き崩れてしまいそうになりながらもゲストの表情を目に焼き付けようとゆっくりと感動をかみしめる新婦。2人のピースがそろったこの瞬間を創るためにプランナーを続けていると確信しました。これは私だけで創りあげたものではなく、支配人や上司、仲間が助けてくれました。自分たちにもひとつのパズルが完成した気持ちになりました。私はこのチームを誇りに思います。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)