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  • 社説:潮目
  • 21.07.25

目標はミシュランの星獲得、本業のレベルアップを見据えた挑戦

コロナ禍に挑戦してきたことが、コロナ後に花開く。「スタッフを休ませて家に待機させるのではなく、とにかく失敗してもいいからと様々なことにチャレンジしてきた。」と語るのは、名古屋で2 施設を運営するブライド・トゥー・ビー(名古屋市瑞穂区)の伊藤誠英社長だ。詳細については、7月21日号のT&G岩瀬賢治社長との対談で紹介するが、カヌレの販売、自社アイスクリームの開発、アメリカでの飲食展開など、コロナ禍に進めてきた様々な試みが少しずつ実を結び始めている。
新たなチャレンジは、落ち着きを取り戻しつつある今も止まることがない。同社はエル・ダンジュガーデン瑞穂店、エル・ダンジュNAGOYAにおいてフレンチレストランも展開しているが、スタッフ一丸で目指しているのが『ミシュランの星獲得』だ。ブライダル会場のレストランとしてはこれまでになかった挑戦であり、その目標に向け着々と学びを進めている。
その一つが、2012年に行われた世界一を決める『クープ ジョルジュ バティスト』サーヴィス世界コンクール東京大会で優勝し、日本人として初の世界一のメートル・ドテルになった宮崎辰氏を招いた教育だ。伊藤社長は3 つ星レストラン、ジョエル ロブションで磨き上げてきた宮崎氏の経験・技術を、スタッフに伝え、教育してもらうことを依頼。先日も宮崎氏が同社のオンラインミーティングに登場し、参加していたスタッフから驚きの声があがった。
「3つ星のサービスは、やはりそこにいた一流の人からしか学べない。サービス時の足音の立て方の配慮一つとっても、我々には目から鱗です。」
伊藤社長がミシュランを目指すことを決めたのは、名実ともに料理・サービスへの評価を得るためだ。もともと同社の結婚式の料理、おもてなしについてはエリア内でも高い評価があった。とは言えそれは結婚式場の中でという枠での話であり、それがある以上どんなに料理が美味しいと言っても自己満足になってしまう。コロナ禍で通常よりも余裕のある今だからこそ、自社の料理・サービスを改めて見直し高めていくいい機会として目標を掲げた。星を獲得できればブライダル業界にとっても大きな偉業であり、仮に獲得できなくてもそれを目指すことでスタッフの技術や知識は底上げされ、レストランのみならず結婚式の料理・サービス共に今以上にレベルアップされることだろう。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月11日号)