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  • 21.07.12

出向のマッチングを開始【TIPLOG CAREER】

 TIPLOG CAREER(東京都大田区)は、ブライダル業界の雇用維持と、一時的な人件費の削減を支援する在籍出向サポートサービス【wetukuコネクト】をスタートする。企業間の出向に対して、新たに補助金が誕生したことを受け、コロナで厳しい経営環境のブライダル企業の人件費負担を解消するための一つの選択肢としてサービスを展開。出向先を探すブライダル企業とブライダル人材を、一時的にでも出向で受け入れたい業界外企業にマッチングするサービスだ。

 
人員カットリスクも
――今回新たに出向元、出向先企業のマッチングをスタートした経緯とは。
 高津「コロナの影響により、昨年は多くの新郎新婦が結婚式を中止もしくは延期したわけですが、それに伴い希望退職を募る企業、やむを得ず休業⽇を設けながら何とか従業員の雇⽤を継続している企業が増えています。ブライダル業界従事者の活躍できるフィールドが縮⼩傾向にある状況で、従業員が⼀定期間、他社・他業界に移籍して働くサポートをしていくことが大切ではと考えていました。実際に航空会社などを中心に、他業界で出向は普通に行われていますし、また国が出向に対する助成金制度を設けたことでその環境は格段に整備されています。特にブライダルの場合は、今後ある程度結婚式が戻ってくるのは確実で、人員カットをした企業はオペレーションが混乱することも目に見えています。もともとキャッシュフロー上厳しい夏シーズンを前にして、さらなる人員カットを検討せざるを得ない企業も増えていますが、その前に⼀つの選択肢として出向を考えてもらいたいです。」
 ――いくつかのパターンを想定しているようですね。
 高津「⼀つは、従来スタイルのレンタル型です。これは⼀定期間、他企業へ出向るすもので、事例としてはブライダル企業から他業界企業へ6 ヵ⽉間出向します。出向期間終了後に、所属企業での通常勤務に戻る形態です。これは⼀般的な出向の考え方です。もう⼀つがワークシェア型。コロナを機に、社会的にも副業への理解が高まってきました。そこで⼀定期間、1週間のうち数⽇間のみ他企業へ部分出向する、副業スタイルです。ブライダルの場合には、例えば他業界企業で平⽇3⽇間を出向して働き、週末の⼟⽇は所属企業で勤務をするなど。これも出向期間終了後には、所属企業の勤務に戻ります。」
 ――ワークシェア型は、ブライダルならでは働き方の選択肢とも考えられます。
 高津「そもそもブライダルで忙しいのは⼟⽇ですから、平⽇に出向の形で業界外企業において働くというワークシェアがやりやすいと言えます。またブライダル企業にとっても、現在新規、打合せの専門化が進んでいるため、特に新規接客担当はこうした働き方も可能となります。仮に平⽇を休業にしてそのまま休ませているスタッフがいるのであれば、平⽇に出向させることで残業代の不足分をカバーできる収入を得ることもでき、離職の防止にもなります。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月1日号)