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  • 21.03.24

バナナペーパー、17項目をクリア【山櫻】

 文具メーカーの山櫻(東京都中央区)は2011年に開発したバナナの幹を再利用した『バナナペーパー』を中心に、SDGsの取り組みに注力している。
 原材料となるバナナの幹は、通常では廃棄するものだが、資源として再利用。アフリカのサンビアで調達することで、貧困層の女性を始めとする村人たちに雇用が生まれた。フェアトレードで収入が安定したことにより、マラリア予防の蚊帳を購入、子供たちは学校に通うことができるようになり、環境や貧困問題の解決に繋がっている。
 そうしてできた紙を名刺、スマホスタンド、ハンガーに加工し販売。SDGs17項目の目標はすべて満たしており、2012年には、バナナペーパーの認知と普及拡大を目標にした『One Planet Paper協議会』の母体となる株式会社ワンプラネットカフェを設立した。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)