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  • 21.01.17

《パートナー企業トップインタビュー》日本サービス大賞の優秀賞【オークネット・アグリビジネス】

 ――コロナをきっかけに花き業界のデジタル化を推進しています。
 尾崎「当社は生産者から出荷された花をネットで販売、小売店や会員が購入出来るシステム【ba*net】を運営しています。コロナの影響でIT化が遅れていると言われていた花き業界にも、デジタル化の波が到来。会員であれば、ネット上で花の競りにも参加出来るため、市場に行かなくて済むと問合せは5倍、会員数も2倍ほどアップしました。11月には、革新的な優れたサービスを表彰する【第3 回 日本サービス大賞】の優秀賞を受賞しました。」

 ――コロナ禍では、花と過ごす新しいライフスタイルも出てきました。
 尾崎「昨年の3月~5月は、そもそも花が市場に出回らない時期が続きました。宴会や結婚式が行われない、さらに歓送迎会シーズンなのにパーティもなく、装飾や祝い花の出番はなくなりました。丹精込めて作った花をショップに並べても売れない、そのため生産者で処分する『フラワーロス』はやはり辛かったですね。その時期は当社も苦戦していましたが、5月の母の日前後から取り引きが活発化し、その後『家でお祝いする』というライフスタイルの変化があったようです。他にも、スーパーマーケットで販売している切り花、ホームセンターの園芸品の取引も目立ちました。在宅勤務で自宅にいることが増えたため、ガーデニングが注目されたのは、新たなニーズとして今後、期待できます。」

 ――昨年7月には、鉢物をメインに扱っていた『世田谷砧花き園芸市場』の買収を発表。流通金額は合計100億円を超える規模になりました。
 尾崎「当社のシステムで流通できる花の品種も増加した上、もともとこの市場は個人のフラワーショップ向けにこだわりのある花を出荷していたため、珍しいものや質の高い商品をラインナップできるようになりました。私たちの使命は、流通を増やし花の魅力を知ってもらうこと。システムでは、生産者に見えなかったどの花がどれくらい売れているのかを可視化しているため、品質改良のような商品開発にも活用できます。それにより、花農家に売れる花をアドバイスできます。もともと世田谷砧花き園芸市場は提案営業に力を入れており、当社のサービスでよりシナジーが生まれるでしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1、11日号)