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  • 20.09.16

《GWA2020最終審査会レポート》ファイナリスト:家族のいない花嫁に寄り添う【ホテル雅叙園東京】

 ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)の杉本里佳さんは、「家族がいないことを知られたくない」と話す新婦に寄り添った結婚式をプランニングした。

 杉本さんが感じたカップルの第一印象は、明るい2人。会場見学をすませドレスを試着していたところ、新婦が幸せそうな顔を一変させ、切ない表情を見せた。その日のうちに、予算が限られていることや、新婦に肉親がいない事情を引け目に感じていると新郎からメールで伝えられた。
 「彼女の寂しい表情の意味を知りました。予算を抑えられるよう、考えた見積りは19通り。ヒアリングを重ねるうちに新婦が気にしていたことは『家族がいないのを周囲に知られたくない』というものでした。」
 挙式は大勢を呼んで開催し、その後の披露宴は親しい人たちのみで実施。挙式の一番前の席には、家族ではなく友人たちが座り2人を見守った。ベールダウンは新郎の母が行い、バージンロードは新婦が新郎の父と歩くことになった。予算の関係からパーティの参加人数を限定したが、セレモニーの参列者にも見てもらえるよう、ケーキカットは挙式後すぐに待合スペースで披露した。
 当日、予算の兼ね合いでテーブル装花を用意できなかったが、宴会スタッフが手作りの折り鶴を机の上に用意していた。杉田さんが書いたオーダー書を見て、有志で作られたものだった。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)