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  • 20.09.14

《GWA2020最終審査会レポート》クリエイティブ賞:新規営業の苦手意識を克服【宮の森フランセス】

 宮の森フランセス(北海道札幌市)の山本亜衣さんは、1組のカップルの施行を通じて苦手な新規接客を克服していった過程を話した。

 新郎の実家は寺でそこでの仏前式を望んでいたが、新婦はお父さんとバージンロードを歩きたいと話していた。式の開催日は土日祝日を希望しており、さらには貸切りで結婚式ができないかと相談を受けた。
 「宗教の異なる2つの式は開催できるのか、私が施行まで担当する保証もありませんでした。様々な希望がある中で、2人が重視したのがプランナーとのフィーリング。確実でないことが多いなか、あやふやなまま成約してもらうことは期待を裏切ることになる。大きなクレームに繋がってしまうと考えました。」
 山本さんはこのままでは無責任の繰り返しになってしまうと、2人と向き合うことを決意。まずは式の違いを理解してもらえるようカップルにそれぞれのセレモニーの特徴を説明し、宗教の色がない人前式を提案した。
 開催日に関しては、令和初日の5月1日が祝日になる見通しが立っており、会場側も空いている日程だった。その日を提案することで、会場の稼働に繋げ、win-winの結果を生んだ。何1つごまかさず2人の要望をクリアにでき、なおかつ式場や新郎新婦にとってメリットとなる提案ができたことで山本さんは自信をつけていった。
 打合せが進んでいく中で、新郎から人前式は宗教上の問題で実施は難しいと言われた。そこで、名前を『結婚報告会』に変更。当日は宗教に関わるワードを一切出さないように配慮し、無事に式を挙げることができた。
 「新規接客に苦手意識がありましたが、2人と出会い、『不自由な中でこそ、考え抜いて、カップルを満足させていく』やりがいを初めて感じました。それこそプランナーの役割だと感じました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)