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  • 20.06.30

八芳園でも動画研修に活用【soeasy】

 3~5分程度の短尺動画をスマホに配信し、いつでもどこでも見られる手軽さを追求。さらに視聴したスタッフが自分の発見したことなどを書き込めるSNS機能を加えているため、よりアクティブな参加を促すことのできるオンライン教育ツールが、【soeasy buddy】だ。このコンテンツを企業向けに展開しているsoeasy(東京都千代田区)は、ブライダル業界への積極的な提案も進めている。4月からは八芳園が、同社のツールを活用したオンライン教育をスタート。今号では、八芳園の活用事例を紹介すると共に、ツールの概要も合わせて紹介していく。

 コロナ禍において、企業のオンライン研修ニーズが高まっているが、同社の提供しているツール【soeasy buddy】は、スタッフがよりアクティブに利用することを重視したものだ。研修動画をスマホに配信。より見やすいよう、5分以内の短尺動画をおススメしている。また双方向性のSNS機能もあるため、スタッフ自身がいいね!をつけられるなど参加がしやすくなっている。企業から発信する情報に対して、スタッフが質問を投げかける、販売現場での成功事例などを書き込み、それを他のスタッフが評価するといった使い方も。ロープレなどを実践した際、その様子をスマホで撮影し投稿すれば、動画を見ながらトレーナーがチェック、指導などができるのも特徴だ。どのスタッフが視聴したのかはもちろん、スタッフによるこうした投稿頻度やリアクションを管理機能で確認できる。双方向を重視したオンライン教育ツールとして、サービス業を中心にこれまで130社以上への導入実績を持っている。

 同社のこのツールを、この春に新たに導入したのが八芳園だ。もともと八芳園は、これまでも複数のITツールを活用した教育、情報共有を実践してきたというが、今回新たに同社のツールを導入した経緯はどこにあったのか。タイミング的には、まさにコロナ禍による全館休業を迎える時期であった。
 「コロナの問題が広がる中で、オンライン動画投稿環境を整えようというのが、導入の理由でもあります。動画投稿の必要性という視点から、2つの課題がありました。一つは、食品衛生マネジメントの国際規格である、FSSC22000の認証を取得するために研修を実施し、その基準を各部門に落とし込み浸透させる全社一丸の取り組みです。関わる全てのスタッフが理解しないといけない重要なナレッジで、項目も多く落とし込みには時間もかかるということでした。そこで、当社のツールを活用して研修動画を作成。それを全スタッフで共有していくことになりました。各部門への浸透という点でも、後でスマホを使って何度も見返すことができるため、非常に有意義だと評価してもらいました。」(soeasy buddy事業部カスタマーサクセス・栗原元成氏)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)