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  • 20.06.13

《違いを生み出す広告写真の世界》#連載2 試食の価値を訴求する動画クリエイティブ【Do 代表取締役社長 遠藤正人氏】

 皆さんこんにちは。連載2回目の今回は、5G時代の到来で注目が高まる動画での成功事例を説明していきましょう。

 昨年当社で動画ディレクションを担当した『スカイパレスアソシエイツ』は、東北や北関東を中心に複数会場を運営しています。社内にも確立したマーケティングチームが存在しており、集客において存分に力を発揮していました。そんなマーケチームが自社の強みの1つとして挙げていたのが料理でした。一方で、その他の企業にとっても「当施設は食事が自慢です」となるわけです。では、どのようにして料理をPRし、他社と差別化を図っていくべきか。
 まず動画制作にあたり、先方のマーケチームと徹底的な話し合いを実施。そのなかで動画の『ゴール』は何なのかを議論していきました。ミーティングを通じて出てきた目指すべき点は、単純に「美味しそうな食事だね」と思ってもらうことではなく、「料理に興味を持ってもらい、実際に会場まで足を運んでもらうこと」でした。
 そこで考えたのが、試食フェアの動画。「無料の試食フェアはどこもやっている」と思うかもしれませんが、そもそもブランド牛を無料で提供し、非日常な空間を提供するわけです。結婚式=当日が全てという考えもありますが、夫婦になっていく過程の準備期間も重要なのは言うまでもありません。ブライダルフェアは結婚式当日に向けての貴重な第1歩。フェアから始まる思い出作りをしてもらいたいという想いや、特別感を映像に込めることにしました。
 題して『Premium Seat(プレミアムシート)』。料理長からのメッセージはもちろんですが、来館してくれた2人のためにテーブルをセットする様子やドリンクを注ぐシーン、夜景が広がる特別な場所。「2人のために、この食事を用意しました。ご堪能ください」。そんな非日常のシーンを、動画に収めました。
 完成した動画はインスタグラムでの広告展開も実施できるような作りに。「食事が美味しい!」と前面に出す、ブライダル業界の今までのクリエイティブとは大きく異なり、映像を見たカップルの来館意欲を掻き立てるような、動画の成功事例でした。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月1日号)