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  • 20.06.03

〈私の感動結婚式〉普段言えない気持ちを伝えられる大切な1日に

 プロデュース会社・ウェディングデザインルーチェ(東京都葛飾区)の代表/ウェディングデコレーター・新矢ヒカルさんは、2012年に担当した新婦と姉のエピソードが印象深いと話す。 
 新婦に10歳上の姉がおり、姉からしてみても歳の離れた妹の存在が可愛くてたまらなかったという。一方で新郎からの挨拶がなかったことなど、小さな“いざこざ”が原因で、仲が良かった姉妹はお互いを無視するようになってしまった。 
 「当初お姉さんは『結婚式には絶対に出席しない』の一点張り。もともと仲がよかっただけに、さすがの両親も姉妹の関係性を気にしていました。」 
 一方で、打合せ当初から姉の存在を口にしていた新婦。素直になれない性格だったため、ストレートに想いを伝えられずにいた。ケンカの原因の1 つになった新郎も、2 人に対して申し訳なさを感じていた。 
 そこで新矢さんは、「結婚式は今まで言えなかったありがとうや、伝えられなかったゴメンが素直に言える日」と新婦を説得。姉妹の絆を修復する演出を入れることを決めた。 
 人前で目立つのが苦手、かつ姉妹の不仲をゲストに知られるのは嫌なはず、というお姉さんの心情にも配慮。式当日は両親への花束贈呈の前に、「新婦からどうしてもありがとうを伝えたい人がいる」とMCがアナウンスを入れた。伝えきれなかった感謝と謝罪の気持ちを込めて、新婦からお姉さんへ、ガラスのプレートをプレゼントした。 
 「姉妹は抱き合いながら涙を流していました。仲のいい2 人だからこそ、全ての想いを大々的に口にしなくても通じ合う気持ちが絶対にある。家族の絆が深まった1日になりました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1-21日号)