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  • 社説:潮目
  • 20.04.11

出席者全員に安心を与えるための分かりやすい対策が必要

 3月25日の東京都知事による外出自粛要請によって、結婚式開催のハードルはさらに高まっている。ある大手企業では、すでに緊急事態宣言、ロックダウンが起こった場合の対応策を決め、従業員に周知したという。ロックダウンになれば、結婚式開催も極めて難しくなる。いざという時にどのような対応をするのかを事前に決めておくことで、新郎新婦への説明にも一貫性が生まれ信頼感となる。
 3月前半、まだまだ外出自粛機運がそれほど高まっていなかったが、それでも学校休校、リモート勤務の呼びかけなどによって、東京をはじめとした都市部は いつもに比べて閑散としていた。本紙の所在地でもある銀座は、そもそもインバ ウンドが多い場所であり、その減少に伴い近隣の飲食店もすでに厳しい集客状況であった。この時期に行った二つの店の対応は、まさに対象的であった。
 一つは、日ごろアジアを中心としたインバウンド顧客で溢れかえっている大型店舗。いつもは夕方の時間帯から満席に近い混雑であるが、さすがにインバウンド顧客の減少によって入っているのは3 割程度。そこで気になったのが、入り口の店員、サービス、ドリンクカウンターのスタッフ全員がマスクをしていないこと。店の入口に、とりあえず消毒液を置いているだけ。さらに席を案内されると、3割程度の入りにもかかわらず、全員を一角に集める誘導。今でいう【密集】状態 だ。サービスの効率的に、ある程度顧客をまとめたい気持ちはわかるものの、他の席が空き放題の状態で密集させるのは、さすがに時世を読み取れてないという印象を持った。
 もう一つの店は、日本人からも人気のラーメン店。店員が入口に立ち、全ての顧客の手にアルコール消毒を吹きかけていた。サービス・調理共に全員がマスクを着用。さらに、席はなるべく離して案内する対応だ。そこには顧客に安心感を与えるという意識が徹底されている。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)