美容師からプランナーに転身

　リーガロイヤルホテル広島（広島県広島市）のプランナー・西川ありささんがプランナーに憧れたきっかけは、高校生の時に担任が行った結婚式に参加したこと。パーティのサプライズで向かった式場のスタッフの動きに感動し、プランナーの道に進んだ。
　高校の時、結婚する先生のためにサプライズDVDを制作することになった。当日、生徒は招待されていなかったものの、内緒で全員が式場に行くことになっていた。
　「プランナーという立場になって、当日想定していない40人のゲストが来ると不安になります（笑）。先生を担当していたプランナーは集まった私たちを追い返そうとはせず、わざわざ空いている会場を用意し、その上ドリンクも出してくれたのです。初めて式場に行ったので、キラキラとした雰囲気やプランナーの優しさ、機転の利くテキパキとした動きに感動。それから式場で働くことに憧れを持ちました。今でも、私が同じ状況だったら、あの時のプランナーと同様に対応できるだろうか、ゲストを笑顔で誘導できるだろうか、どう動いたらいいのかと考える時があります。」
　さらにDVDを流した後、カーテンを上げた瞬間に登場しましょうと提案もしてくれ、サプライズは大成功。その後、西川さんは専門学校に進みプランナーになった。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号）