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  • 社説:潮目
  • 19.12.10

ニューオータニが晩餐会メニューを婚礼でも提供、4皿構成の説得力高まる

 ホテルニューオータニ(東京都千代田区)は11月22日、「開業55周年記念【新芙蓉の間】&【令和記念メニュー】発表賞味会」を開催した。特に注目を集めたのが、ウエディング料理としても提供する【令和記念メニュー】。同ホテルは10月23日、平成に続き2 度目となる、即位の礼晩餐会の会場となり、190の国の代表者に祝宴メニューを提供した。このメニューをベースにしたコース料理を、ウエディングや各種祝賀会などでも出していく。最大の特徴は、晩餐会スタイルに則った4 皿で構成されている点だ。
 同ホテルは昨年から、一般的な婚礼メニューである6 ~ 8 皿のフルコースを、4 皿に集約して提供するスタイルを打ち出している。1 年前にグランシェフ中島眞介氏を取材した際には、「ウエディングを始めとした祝いの席で多くの皿を出すのは、サービスによってせっかくの雰囲気を遮ることになってしまう」と、開発の経緯を語っていた。4皿メニューはおもてなしの精神を背景に人気を集め、ウエディングにおける受注数も高まっている。
 今回発表したメニューも、同じ4 皿構成。しかも、晩餐会で提供した料理ということで、このスタイルに対する説得力も一気に高まる。結婚式イコール皿数の多いフルコースという固定概念を払拭し、広く影響を与える可能性も出てきた。
 4 皿の内容も晩餐会メニューらしく、最高級の祝宴と日本のおもてなしを存分に入れ込んでいる。前菜は、和洋折衷の八寸。伊勢海老や鮑などの高級食材を使用し、有田焼の器に華やかに盛り付けている。2019年度の現代の名工に選出された、日本料理料理長の宮田勇氏がこだわった、プレミアム出汁スープが一緒に出される。2 皿目は、子羊と黒トリュフの華麗なるパイ包み焼き。仔羊を使用するのは、世界各国の賓客が集う晩餐会ならでは。3 皿目が海鮮バラちらしと蜆すまし汁。4 皿目がデザートで、和栗のモンブラン仕立て、八丈島ジャージーミルクジェラート添えとなっている。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月1日号)