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  • 19.11.27

プランナーになったきっかけ【リーガロイヤルホテル 小倉 前田有樹さん】

LGBTの悩みを聞きプランナーを志望

 リーガロイヤルホテル小倉(福岡県北九州市)の前田有樹さんがプランナーになったのは、同性が好きと友人から打ち明けられたことがきっかけ。
 前田さんが高校生の頃。LGBTに関するセミナーを受けた後、仲良しの友人から、実は同性が好きだと打ち明けられた。彼女から『私は結婚式を挙げることができるのかな』という不安を聞き、それならば私がその夢を叶えたいと思ったのがプランナーになるきっかけだったという。
 「幼い頃、年の離れた姉の結婚式に参列し、『ウエディングはみんなに祝福される、素敵なもの』と思っていました。そこから婚礼業界への憧れがありました。『私は人と少し違うから』という理由で、式を挙げられないという世の中は不自然だと考え、だったら私がと一念発起し、専門学校への進学も決めました。」 就職活動中の面接でも、自分の体験を交えながらプランナーに対する思いを伝えていた前田さん。性別の多様な考え方に、なかなか理解が進んでいない会社もあると肌で感じた。
 「『LGBT』という言葉が取り上げられ認知も進む一方で、まだまだ特殊な人たちと考えている人もいます。そうではなく、男性と女性同士ではないだけ。大切な人を思う気持ちは変わりません。安心して式を挙げられるよう導いていけるプランナーを目指していきたい。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月21日号)