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  • 社説:潮目
  • 19.11.22

プランナーに対する夢・憧れを実現できる環境づくり

 ブライダル系専門学校の学生たちは、ウエディングプランナーという職種をどのようにとらえているのか。
 現実の仕事として、セールスや膨大な事務作業が求められることを理解はしていても、この職種への憧れの根源には【素敵な結婚式を自らの手でプランニングしたい】という強い想いがある。さらに、素敵な結婚式をプランニングできた証が、当日の素晴らしい結婚式の様子を現場で堪能することであり、新郎新婦・ゲストから【ありがとう】の言葉を贈られること。彼女たちはそれを夢見て、ブライダルの世界に入ってくる。セールスや膨大な事務作業も、自らの夢を叶えるために頑張れるのだ。
 一貫性にこだわっているブライダル企業の社長は、「そもそも分業制でセールスだけをやらせるのであれば、プランナー募集という言葉を使うべきではない。プランナーに対する誰もが持つイメージと、実際の仕事がかけ離れすぎているのは、問題でもある。」と指摘する。もちろん、入社すぐにプランニングの仕事を任せることは難しいから、トレーニングの一環としてサービスやセールスなどを担当させることもあるだろう。それでも、道半ばで退職してしまうプランナーが多いのは、頑張った先にも夢を叶えることができないのではという不安があるから。プランニングをしたいから入社してきたプランナーに対して、先々のキャリアステップを提示できなければ、当然そこで働く意味さえも見出せなくなる。
 ただでさえ、プランナーの人材不足が深刻化している中で、これまでと同じような対応では、在職しているスタッフもどんどん退職し、それを補充することもできなくなる。プランナーが不足すれば、結果として結婚式のクオリティがアッという間に落ちていき、その評判によって集客にも影響するという負のスパイラルに陥っていく。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月11日号)