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  • 19.11.13

~新郎衣裳改革~目指せ単価UP&持込防止!#8 知識の習得がマストなメンズフォーマル【タキシードアトリエ ロッソネロ 代表&デザイナー 横山宗生氏】

 皆さんこんにちは。前回はウエディングプランナーが実践すべきメンズフォーマルの案内方法を紹介しました。今号では衣裳店の現状と抱える課題点、スタッフに求められていることについて触れていきます。
 まずは、これまで一般的だった新郎の衣裳選びの流れの説明を。式を挙げる会場から提携先を紹介され、店舗に足を運びその中から数種類試着。スタッフの「お召しになったものの中でどちらがよろしいですか?」の質問に対し、「じゃあこれにします」という流れでした。衣裳店は会場からの送客を期待し、新郎は店舗に並ぶものから選ぶのが当然だったわけです。
 5 年ほど前まではこの流れでしたが、ここ1 ~ 2 年で急速な変化が見られています。というのもインスタなどのSNSの発達により情報に触れる機会が増え、消費者が自らモノを選択できる時代になりました。メンズフォーマルも同様です。よりいいものを、いい素材で。なおかつ適正価格で。提携外からお気に入りのタキシードを持ち込むことが増え、レンタルではなくセルに魅力を感じる人も増加しています。要するに、式場からの送客に期待し普通に接客していただけでは、もう成約にならない時代なのです。
 会場プランナーとは異なり、衣裳店で勤務する以上、衣裳のプロとしての対応が求められます。ブライダルの衣裳店は女性スタッフが多く、どうしてもドレスに注力しがちです。だからといって、メンズフォーマルをおろそかにしていいわけではもちろんありません。最近では東京を中心にメンズフォーマルの強化に向けて、男性スタッフを増員するショップが増えてきました。もっとも、女性スタッフも男性フォーマルを販売できるスキルを身に付けていくべきでしょう。男性のそれぞれのサイズはどれくらいなのか。今トレンドのスーツはどんな形か。常に最新情報を頭に入れておかなければ、何着か試着してもらってその中から1 番いいものを選んでもらうことしか、いつまでたってもできないままです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月1日号)