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  • 19.11.01

令和時代のネットプロモーション最前線#5―婚約・結婚指輪編―(ウエディングパーク Ringraph 事業責任者 大沼夏帆氏)

 皆さんこんにちは。ウエディングパークの大沼夏帆と申します。毎回テーマを変えてお届けしている本連載ですが、今回のテーマは【婚約・結婚指輪編】。ジュエリー需要の高まるクリスマスシーズンが近づいており、商戦期のプロモーション準備の参考に、指輪選びの最新トレンドをご覧いただけましたら幸いです。
 実は最近、指輪選びにおいても自分たちらしさを重視するトレンドが見られます。弊社が運営している婚約・結婚指輪のクチコミサイト『Ringraph(リングラフ)』のユーザー動向を見てみると、サイト内の指輪検索機能では、婚約・結婚指輪共に「個性的」の絞り込み軸で多く検索されていたり(2019年1 月~ 9 月)、今年2 月に実施した会員向けのアンケート調査で、半数近くの方がオーダーメイドを検討したという結果が出たりと、よりオリジナリティを重視した指輪探しの傾向が高まっています。実際にサイトに投稿されているクチコミを見てみると、ブランドに込められた想い、担当スタッフの対応が最終的な決め手になったという内容も目立ちます。一生身に着けるつもりの婚約・結婚指輪ですから、スペックでは決めきれず、選ぶ過程・決める過程が大切になってきているようです。
 Instagramの投稿でも「指輪づくりの風景」「スタッフとのやり取り」「1日の様子」など、指輪選びを通して体験したことなど、「指輪そのものの写真以外」の内容も見られるようになってきています。こうした消費者動向の変化に伴って、ネットプロモーションで効果が出やすいクリエイティブも変わってきています。リングラフに掲載されている広告でも、指輪自体を大きく掲載するよりも、スタッフとカップルが笑顔で写っているような「人のあたたかさ」を感じられるクリエイティブを掲載している方が、ユーザーの反応率が良いという結果が出ています。
 もちろん、デザインやスペックがまったく重視されていないわけではありませんが、現在指輪探しをしているユーザーは、自社HPやクチコミサイト、SNSなど、様々なメディアから情報収集し、ブランドの雰囲気やモノづくりに対する姿勢まで見て、総合的に「自分たちらしい指輪なのか」を判断しています。その判断軸として、ブランド側も「ブランドらしさ」を前面に打ち出すのが有効です。デザインやスペックに特化したプロモーションだけではなく、クチコミやSNSなども定期的にチェックしながら、「ブランドらしさ」を明確にし、ビジュアルだけではなくトータルでユーザーに共感を得られるようなプロモーションを意識してみてください。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月21日号)