ケイ・ウノ（本社：名古屋市千種区）とプリモ・ジャパン（本社：東京都中央区）は今年4 月、台湾において共同出資会社、愷吾柔璞琳夢股份有限公司を設立。ブライダルジュエリーの企画、製造、販売事業を2 社で展開していく。これを受け、8 月6 日にはケイウノの海外1 号店となる『台北忠孝旗艦店』を、首都台北にオープンした。
　ケイ・ウノとプリモ・ジャパン、プリモ・ジャパンの台湾子会社（璞琳夢台湾）の3 社間で共同出資契約書を締結。ケイ・ウノと璞琳夢台湾が50%ずつ出資する。
　ケイ・ウノ代表取締役社長の久野雅彦氏は、「当社の強みはオーダーメイドのジュエリー製造。海外でのビジネス展開は興味が強かったものの、ノウハウとマーケティングの欠如から踏み切れずにいた」と話す。一方でプリモ・ジャパンは2007年に台湾に進出し、2011年には香港、2015年には中国本土にも出店。2018年時点で海外売上高比率は全体の30%に達している。澤野直樹代表取締役社長は、「多様化が進む台湾で、アイプリモ以外のブランド展開の必要性を感じていた」という。こうした背景から、今回の２社共同の事業展開に至った。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号）