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- 19.08.30
~持たざる経営 業務請負(PR)~成約率 70 %超の人材も(クラリスウエディング ブランドエグゼクティブ 伊藤 淳氏)
クラリスウエディング(東京都新宿区)による、プランナー部門の業務請負が好調だ。取引施設数も20会場を超え、今秋からはさらに8会場への請負が決定している。人材に関しても、現在70名が登録し、常時稼働は40名。新規接客スタッフの中には、ブライダル未経験者ながら、70%以上の成約率を記録するケースも出てきている。もともとスクール事業で人材育成を手掛けてきたノウハウをバックボーンに、未経験人材であっても一定のスキルにまで高めている。こうした取り組みが、会場側からの評価を高めている要因でもある。人手不足解消という視点ではなく、請負スタッフが活躍できる環境こそが求められ、それが結果として現場の生産性向上につながっているのだ。そのポイントをブランドエグゼクティブの伊藤淳氏に聞いた。
――業務請負に対する会場からの問い合わせも増えているようですが、会場側としてこうした人材をいかに有効活用していくべきでしょうか。
伊藤「サービス開始から一年半を迎え、業務請負によって効果が高まっている会場も多く、そうした実績が問い合わせ増に繋がっています。会場側のメリットとしては、業務請負人材を活用することによる、業績のアップがまずは重要。そのためにも、受け入れ態勢がワンチーム化出来ているかが大きなポイントになります。社員であっても、請負スタッフであっても、目的は一つで成約なわけです。外部スタッフだからという考え方ではなく、チーム一体として取り組んでいる会場ほど、効果も高まっています。」
伊藤「請負スタッフの場合、当然最初は働く環境に慣れるまでナーバスになります。当社でもサポートしているとは言え、現場では2 カ月程度は孤独な戦いでもあります。一方で、積極的に協力してくれる、声をかけてくれるなど、会場側からの歩み寄りで不安な気持ちは解消されていきます。請負スタッフであっても共に喜びや悩みを分かちあってくれるスタンスの会場では、影響を受けながらスキルアップしています。」
――こうしたチームマネジメントは、社内、社外問わず大切ですね。
伊藤「社内スタッフが活気のある会場では、請負スタッフも同じように活躍しています。ある会場では、請負スタッフの新規接客デビュー時に、花束をプレゼントしてくれました。そこまでされれば、スタッフのモチベーションも高まりますし、何よりこの会場が大好きという気持ちで接客をします。自ずと成約率も高まっていきます。バックヤードでの顔が、表に出てくるのがウエディングの新規接客。数字の話ばかり、上司が怒ってばかり、個人プレイヤーが多い会場では、当然結果も出ずに、請負スタッフも無理だと判断してしまいます。」
――そう考えると、もともとある組織風土が重要になりますね。
伊藤「業務請負に関しては、当初は人が足りないホテルやレストランなどからの依頼が多いのではと想定していました。ところが最近では、ハウス企業などウエディング専業の会場からの相談が増えています。もともと成約率のアベレージも高い会場が、上手に活用するケースです。現在70名の登録スタッフの年齢層は、30代後半~40代前半。ハウス企業の場合、そもそもこの世代が社員プランナーの層でも少ない。ユーザー年齢が高まっている中、プランナーが若い人材ばかりだと不安な点も出てきます。そうしたウィークポイントを解決する上で、主婦やダブルワークなど、社会経験も豊富な当社スタッフを上手に活用できます。成約に向けたチームの一体感もあり、請負スタッフが活躍するケースも非常に多く見られていますね。」
――“ただ人が足りないから”という考えでは、それを補うべき請負スタッフも結局続かないことがあるようですが。
伊藤「当然、人が足りないからという相談も多いわけですが、当社にとってもせっかく業界で働きたいと来ているスタッフは貴重です。そのため、最初の段階で、受け入れ態勢を整えてもらうようお願いしています。スタッフが活躍してこそ、お互いがハッピーになれますから。中には精神的なケアをする、メンターの役割の専任スタッフをつけてくれるケースもあります。またこれは新入社員でも同様ですが、最初の10接客は助走と考えてもらっています。いきなり結果を出すのは無理という考えですね。こうした協力と共に、会場との相性を見極めながら当社としても所属の変更などによって、高成約のスタッフも出てきています。」
――現在稼働している40名のスタッフのうち、30名がブライダル未経験者だと聞きました。会場にとっては、未経験者に対する不安もあるかと思いますが、実際には成果を上げているそうですね。
伊藤「当社としても、未経験者と経験者のフォーメーションに注力しています。またサービス開始から1 年半が経過し、もともと未経験であったスタッフも、現時点で経験者になっています。実際あるホテルでは、未経験者ばかりにも拘わらずGW期間に10件の新規接客に出て、全てを成約に導きました。また、前年対比で10%以上成約率が高まったという声もあります。確かに未経験者ですが、そのホテルに対する愛着が非常に強く、しかも未経験者だからこそ顧客目線も含みながらの接客をできることが、逆に強みになっているようです。」
――今後は、打合せ部門の業務請負も視野に入れています。
伊藤「打合せの場合には、やはり経験者であることが必要です。現在当社としても、結婚・出産などで一度業界を離れた元経験者の求人を進めています。同時に、打合せの業務分解も行っています。縦軸で展開していた打合せ業務を、横軸で分解することにより、熟練度に左右されることのない業務を担当することも出来るのではと考えています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)
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