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  • 19.08.05

【緊急提言!】ブライダル業界における人材対策~定着率向上に向けた業務改善対策~(クラリスウエディング ブランドエグゼクティブ 伊藤淳氏)

 今回取り上げる課題は「定着率」です。人材不足課題の解決策としては様々な方法があると思いますが、まず前提となるのが現在いる人材の安定化です。軸となる人材が安定化するからこそ組織の安定も実現し、外部パートナーとの連携もスムーズになります。
 それではまず「定着しない」原因について考えてみましょう。まず前提としてこの業界は圧倒的に女性が活躍するフィールドであるということです。さらに、女性の働く意識や働き方は男性とは違うという点です。
 一般的に女性の仕事に対する重視ポイントは「やりがい」です。その仕事が自分に合っているか、楽しめる環境で仕事ができるかが重要なのです。そして最近テレビドラマでも話題になった言葉にあるように「会社のために自分があるのではなく、自分のために会社がある」という考え方がベースにあるのです。
 やりがいのある仕事をしながら自己実現のための時間や趣味の時間、そして自分以外の人のための時間(子育てなど)も大切にします。このオンオフがバランス良く続いている状態がその仕事を長く続ける上で大切になるのです。
 女性は男性以上に好奇心も旺盛で、新しい仕事に就くことに対してそれほど時間をかけませんが、一方で働いてみて違和感があると退職や転職を早期に判断することも多いようです。そして女性には男性よりも多くの大切なライフステージが存在します。働き方や結婚の在り方も多様化する中で一概には言えない部分もありますが、男性よりも女性の方がそのライフステージによって仕事に影響がでてしまうこともしばしばあるのが現状です。
 共働きはあたりまえでビジネスの現場での女性の活躍が目覚ましい中でも、まだまだ結婚後夫の転勤に伴う離職も多いのが現状です。そして付き合っていたころはある程度理解し合えていた「休日のすれ違い」も結婚後には少しずつ負担になっていくようで、結婚後は土日休みの仕事にステージを変えるきっかけになることもあるようです。これも結婚を機に離職する原因になっています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)