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  • 社説:潮目
  • 19.07.09

業務効率化で業績が上がる 削減した時間で顧客接地点増やす

 前号で掲載した赤坂プリンス クラシックハウスの好調ぶり。強いチームがそのベースにあることを紹介したが、その要因になっているのが業務効率化への取り組みだ。
 同施設を運営しているPlan・Do・Seeは、働きがいのある会社ランキングでも上位の常連であり、業務効率化による働き方改革への取り組みは業界内でも進んでいる。同施設もまた業務効率化を推進。システム化、ペーパーレス、メールオペレーターなどの様々な仕組みによって、プランナーの働き方を支えている。
 業務効率化が求められる時代であるが、ブライダル業界では歩みはまだまだ遅い。その理由になっているのが、業務効率化イコール勤務時間の削減とセット化されて論じられることが多い点だ。コンプライアンス遵守が企業に求められている現在では、残業管理などによる勤務時間の削減は必須になっている。全体の勤務時間を削減することで、離職をヘッジできるといったメリットももたらす。もっとも、業務効率化に費やす時間・コストに対し、勤務時間の削減による明確な効果を測ることは非常に難しい。どちらかと言えば企業防衛、守りのための戦術に対してコストをかけていくという発想では、なかなか導入に踏み切れなくなっているケースが多いのも仕方のないことだ。
 クラシックハウスの取材を通じて感じたことは、業務効率化イコール単なる勤務時間の削減だけでなく、結果として業績向上とセットに捉えられていること。業績向上という経営上の攻めの戦術として位置付けることにより、そこにかけるコストの意味も分かりやすい。業務効率化により業績が上がるという発想があるからこそ、積極的に対応する意識が働く。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)