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  • 社説:潮目
  • 19.04.28

新規・打合せの業務委託、その目的は生産性向上であるべき

 クラリスウエディングプランナー研究所(東京都千代田区)は昨年から、新規接客業務の業務請負サービスを展開している。現在都内のホテルを中心に、18会場と取引し40名のスタッフを新規担当として送り込んでいる。4 月からは関西でのサービスをスタートするほか、関東では打合せ業務も開始する。会場からの引き合いは増えており、これまでスクール事業を展開してきた強みを生かしてさらなる拡大を目指していく。
 現在、新規接客を務めるスタッフは、30%の経験者に対し、70%が未経験者である。同社の教育プログラムで育成した人材であり、主婦やダブルワークのスタッフも含まれる。現場での成約率も平均30%であり、未経験者の有効活用としては上々の数字だ。
 一方、今後展開を開始する打合せサービスに関しては、経験者が中心となる。フリープランナーをはじめ、現在ブライダル業界をリタイアしている人材の募集も積極的に行っていく。多様な働き方が認められる中で、未経験者、既存プランナー、元プランナーなどの活躍の場としての期待が高まる。
 会場側が持つべきスタンスはどうか。単に人がいないから送ってほしいという依頼もあるとのことだが、こうした要望には対応していない。実際に同社が取引先に提案しているのは、ワークシェアに近い。
 例えば打合せにおいても一組の全てを同社のスタッフが担当することになる。受注したカップルを、通常のウエディングを希望する層と、それに比べて3 倍の負担がかかるといわれるこだわり層に分けた上で、どちらを担当するのかを会場に決めてもらう。こだわり層の打合せを業務委託に任せる場合には、社内プランナーがその分通常カップルの接客に集中できるようになる。つまり、カップルの傾向に応じた打合せ業務の区分けにより、婚礼部門全体の生産性向上、業務改善が可能となる。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)