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  • 19.04.18

~集客トレンド~1バンケ会場の戦い方【ホテル イル・パラッツォ】

 「ワンバンケット会場で戦う上で、これまでのように既存メディアに頼っていては経営的にも厳しくなる」。こうした考えから、2017年8 月に情報誌への出稿を取りやめ、WEBプロモーションに移行したのが、ホテル イル・パラッツォ(福岡県福岡市)の葛和伸隆社長だ。2016年度( 3月期)に70組であった受注件数は、出稿取りやめの影響もあり2017年度は30組にまで減少。ところが2018年度は90組以上にまで回復した。さらに成約一組あたりのCPAは、情報誌出稿以前の65万円から15万円にまで減少。広告宣伝費は年間2000万円の削減に成功した。顧客単価が以前の350万円から50万円以上下落したにも関わらず、結果として利益は向上した。
 同会場が集客方法を見直すことが出来たポイントは2 つ。1つは、同ホテル支配人・田中秀和氏がもともとシステム会社を経営していたことで、WEBプロモーションを内製化できる環境があったことだ。同会場はLINEを駆使したプレゼントキャンペーンによって集客を確保しているが、代理店登録をしたことでその対応も柔軟に。さらに来館誘導を高めるため、企画毎にランディングページを作成しぶつけているが、これも社内で対応できる。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)