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  • 19.01.30

演出に込めた STORY【オリエンタルホテル 東京ベイ ブライダルセールス課 アシスタントマネージャー 宇津木瞳さん】

フラワーシャワーの意味を語る

  オリエンタルホテル 東京ベイ(千葉県浦安市)のブライダルセールス課 アシスタントマネージャー・宇津木瞳さんは10月、「結婚式をしなくてもいい」と言っていた新婦の結婚式を担当した。
 来館した際、新郎の親が積極的な一方で、新婦は消極的な様子に見えた。
 「それでもどこかにやりたい気持ちが眠っているのではと。当ホテルでする、しない以前に、まずは式自体をしたいという気持ちになってほしくなりました。」
 そこで、バージンロードとフラワーシャワーの意味を説明。
 「生まれてからこれまでの道という意味です。当ホテルのフラワーシャワーは、チャペル内で実施します。新郎新婦が挙式退場の際、第一歩目を踏み出す時に、前列に座る両親が最初にフラワーを投げかけることになります。誕生から一緒に過ごしてきた両親に最初に祝ってほしい、という意味を込めています。一昨年までバンケットキャプテンとして勤務し、挙式当日の両親の表情を見てきたので、自信を持って伝えることができました。このようなストーリーを語ることでセールスポイントとなっています。」
 宇津木さんが試食の合間に新婦に言葉をかけると「周りから固められている気がする」と笑った。見学するうちに積極的になってきたが、初めに「しなくてもいい」と言った手前、素直に言い出しにくいと考えているようだった。
 後日新郎から「もう一ヶ所見学に行ったが、やはりこのホテルで」と連絡が来た。新婦も親に感謝を伝えたい、着たいドレスの色がある、と徐々に打合せに前のめりになっていった。
 「当日、新婦は号泣。やってよかったという言葉をもらい嬉しさがこみ上げました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)