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  • 19.01.30

時代に取り残されないために!AI基礎講座#5【ウエディングパーク 技術責任者 西脇靖紘氏】

 皆さんこんにちは。ウエディングパーク技術責任者(前AI labマネージャー)の西脇です。昨年12月、とある技術カンファレンスに参加するため、アメリカのシアトルへ行ってきました。アメリカは日本よりもAIの活用がかなり進んでいます。せっかくですので今回は、出張中に現地で経験したことも交え、アメリカでのAI活用事例をご紹介したいと思います。
 1つめは、「Uber」の事例です。ご存知の方も多いと思いますが、Uberは自動車配車アプリ(タクシーのようですがタクシーではありません)で、私も今回の出張中、何度も利用しました。個人でも登録すれば運転手として仕事をすることが可能なUberは、顔認証による運転手の本人確認機能にAIが活用されています。Uberの登録運転手が毎回仕事を始める際、スマホで自分の顔を撮影し、「認証」を開始。アプリ側は自動でMicrosoftのAIサービスと連携し、本人の顔であるかどうかを確認します。Uberの安心・安全をバックアップするためのAI活用事例と言えますね。このように特定の顔を判別する技術は世の中に出ていますので、例えば、立ち入りが限定されたエリアへの入室認証や、イベントへの参加認証(購入者の顔登録をすることで転売防止にも繋がる)などにも、アイデア次第で利用できそうです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)