花の料金の理由をとことん説明

　ウェディングプロデュースのMOOO WEDDING（東京都港区）のウェディングプランナー・新居田苑子さんは、今年6 月に担当した結婚式が特に思い出深いと話す。
　2 月に成約した30代前半のカップル。見積もりを見せた際に、「花の値段がどうしてここまで高くなってしまうのか」と町中の花屋との金額の差に対して、質問を受けた。フローリストのスキルや当日までの管理費など、結婚式を彩るために完璧な状態の花を揃えるためだと価値をしっかり説明。結果2 人は納得し、新婦は新居田さんに言葉を添えた。
　「『素敵な提案をいつもしてくれるから、もっと自信を持ってお客様と接してもいいのに』と言ってくれたのです。花の料金のことで不安を抱かせてしまったと感じましたが、私のことを見てくれていたと分かり、嬉しかったですね。」
　式当日まで毎日メールと電話で内容をつめていった。施行後には、「新居田っちと一緒に頑張ったから、参列者から素敵なパーティだったという言葉をもらえた」と、親しみを込めたあだ名で呼ばれ、感謝を伝えられた。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月1日号）