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  • 社説:潮目
  • 18.11.07

インターンシップは「人手」ではなく成長のためのサポート

 ある専門学校の就職担当教諭は、インターンシップ制度に関して苦しい胸の内を語る。学生に対して、単位振り替えにより結婚式場でのインターンシップに従事することを推奨しているが、途中で挫折するケースもある。こうした学生については、学校を代表しているのだからと叱咤激励するわけだが、実際は受け入れる会場側の問題も多い。とは言え、後々企業側が人を受け入れてくれる可能性を考慮すれば、会場に対してクレームを出すなど意見をぶつけることも難しい。時には、インターンシップでブライダルの仕事の現実を知り、果たしてこの道を志すべきなのか悩む学生もいるため、学校としてもそうした場合の指導がもっとも難しいそうだ。
 インターンシップを企業がどのようにとらえているか。そもそも専門学校からインターンシップを受け入れながら、採用に関しては大学生のみという場合もある。就業体験の場を提供しているという善意の解釈の一方で、見え隠れするのは人手不足解消の手段としている意識だ。
 こうした意識が垣間見えてしまうのは、多くの場合でインターンシップの学生が料飲サービスに起用されていることにある。もちろん、プランナー志望の学生が結婚式の実際の現場を知ることで学べることも多い。ただし、企業側、さらには現場スタッフがインターンシップを単なる人手とみなしていれば、それはあまりにも都合の良すぎる使い捨てに他ならない。こうした意識を持っている会場もあるということを、先述の教諭は指摘している。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月21日号)