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  • 18.10.29

私の忘れられないウエディング【アクアマリン ウエディング事業部 チーフ ウエディング プランナー 山口裕次郎さん】

両親と不仲だった新郎の「感謝」 

 プロデュース企業、アクアマリン(東京都渋谷区)のチーフ ウエディングプランナー・山口裕次郎さんは、4 年前、新婦が中国人、新郎が中国のハーフのカップルの結婚式を担当した。
 すでに子供がいたカップル。結婚式を実施していなかったことを心残りに感じていたため、式を挙げようと決意していた。
 5 人兄弟の長男として育った新郎。両親が飲食店を営んでおり、幼少期は構ってくれない寂しさを募らせていた。その結果、心を閉ざしてしまい、素直になることが出来ず、10年間父親と口を利いていなかった。
 準備を進めていくうえで山口さんは、試食会に新郎の両親が参加したことを目にし、子供に対する愛情を確信。感謝しているけれど伝えられない想いを「読まなくてもいいので、結婚式当日、手紙に書いて渡しましょう」と提案した。山口さんからの案を受け、新郎も育ててくれた感謝の想いを伝える決意をした。
 当日、渡すだけの予定だった手紙を、新郎自ら「列席者の前で読みたい」と相談を持ち掛けてきた。綴られていたのは、「感謝」というひと言のみ。10年間の不仲を取り戻す言葉はそれだけだったが、両親と息子は、目に涙を浮かべ抱き合った。参加していた親戚も、2人の不仲を知っていたため声をあげて号泣した。
 「家族の関係が良い方向に進んでいくと感じた、忘れられない瞬間です。今でも2 人とは友人として付き合い続けています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月21日号)