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  • 18.10.03

アロマ空間デザインの可能性*vol.3*香りの持つ機能性とデザイン性で新しい価値を創造【アロマ空間デザイナー 石井保子氏】

 空間デザインの魅力、そして香りの選定についてご紹介していきます。
“アロマ空間デザイン”の魅力
 アロマ空間デザインの魅力は、天然の香りの持つ様々な機能が、心や体に訴えかけるだけではなく、人が心地よく感じられる環境に働きかけるなど、空間のイメージやコンセプトに合わせて感性に響くような香りを選ぶことで、より上質な空間を創造できることです。天然の香りには、それぞれの精油が持つ効果効能といった機能性や、インテリア、カラー、季節感などから空間をイメージするデザイン性があり、その2 つが融合することで、空間に無限のバリエーションをもたらすことができるのです。
 視覚に働きかける絵画や、聴覚に働きかける音楽といった芸術と同じように、香りも人の感性を豊かにできることや、空間の用途や目的に合ったものにその都度変えられ、香りによって空間の印象を大きく変化させることができるのです。このように、香りで空間をデザインすることは、視覚や聴覚だけでは困難だった、より直感的な五感ブランディングが可能になります。
香りの選定
 ここからは、実際の香りの選定についてお伝えしていきます。まず、香りの演出の依頼を受けてから導入までの間に、私自身が最も大切にしていることは、ヒアリング(耳を澄ませること)です。これまでの経験と同様、まずはクライアントが持つイメージや創りたい形、伝えたいメッセージ、その背景にあるものをしっかり時間をかけて聴くこと。相手の意向をきちんと把握した上で、香りを選定します。アロマ空間デザインの特徴として、空間に香りを噴霧させる際には、香りを均一に拡散させることができるディフューザー(芳香拡散器)を使用します。このディフューザーを使用することで、よりニーズに合わせたイメージ通りの香り演出が可能になるのです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月21日号)