NEWS

ニュース

  • 社説:潮目
  • 18.10.02

ライバル会場へのスパイ行為姑息な手段は自分の首を絞めるだけ

顧客満足度ランキングで一位を獲得したブラスの取材後に、会場見学をしながらこんな話を聞いた。「地域のライバル会場のプランナーが、新郎新婦を装って来館してくる事態に非常に困っている。他の会場の関係者だということは、接客をしていればすぐに分かる。それにも関わらず、顔が知られてないだろうと新人プランナーがやってくる。こちらとしては、集客に費用をかけ、さらに接客のために人を充てているわけです。こうした成りすましによる調査は、本当に止めてほしい。」
 こうした事態は以前から問題視されていた。供給過多になりエリア内の競争が激しくなる中、再びこうした行為が横行しているようだ。ブラスでは、仮に同業者が会場見学などを希望すれば、受け入れると語っている。それでも新郎新婦に成りすましての調査が行われるのは、実際の接客の状況を把握するため。以前は、プランナーの勉強のためにこうした行為を推奨する企業もあったが、最近では自社会場の新規接客時にライバル会場を否定するトーク材料を収集する目的で、まさにスパイとして潜入させるケースも目立っている。
 そもそも、ライバル会場を否定するような営業トークは、消費者に嫌悪感しか与えない。会場のクチコミなどを見ても、「他の会場の悪口を言っていて気分が悪かった」などの投稿は目に付く。それでも、成約率アップのためにそうした新規営業を行っている会場があるわけだ。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月21日号)