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  • 17.12.18

私の忘れられないウエディング【Millarge-Wedding concierge- フリーランスウェディングプランナー 桑田千寛さん】

  フリーランスウェディングプランナーの桑田千寛さん(M i l l a r g e -Wedding concierge-:広島県福山市)は、9 月、体調の悪い母に花嫁衣装を見せたいという新婦から、自宅婚の依頼を受けた。当初は式場を予約していたが、母の病状が悪化して車いすにも乗れず、披露宴でゲストをもてなす体力もなくなっていた。
 挙式予定日の4日前、新婦から「母が危篤なので中止したい」と連絡が入った。
 「花嫁衣裳を見せず見送ると一生後悔するのではと思いました。新婦に合意を取り、衣裳店に掛け合ってドレスを仕上げ、岡山の新婦宅まで3時間で駆けつけました。」
 桑田さんが新婦宅に到着すると、奇跡的に母の目が開き、意識を取り戻した。美容師の新婦妹がヘアメイクを担当。父のエスコートで母のベッド際までドレス姿の新婦が花嫁姿を見せに行く自宅婚を開催。家族写真を撮影した。
 母は「花嫁姿を見られてよかった」と言葉を残し翌朝他界した。
 「新婦は『12月には母や彼、家族、友人達に感謝を伝えるパーティを改めて笑顔で開催したい』と語っていました。2 人が前を向いて歩いていくお手伝いが出来たと感じました。」
(12月11日号)