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  • 17.11.17

戦略の揺らぎが集客を左右する【ブライダルコンサルティング有力企業ガイド/フォーディメンション】

 「ブライダル集客のエキスパート」として知られる、フォーディメンション(東京都新宿区)森山圭氏。業態や規模を問わず、全国の婚礼施設の集客戦略構築やビジュアル企画などで多くの実績を持つ。俯瞰的な視点と幅広い知見を持つことから、ブライダル企業経営者に貴重な助言をもたらす参謀としての一面も持つ。

――様々な形態の婚礼施設やフリープランナーが鍔迫り合いをしています。今のブライダル業界に思うことはありますか。
 「どの婚礼施設にも特徴やポテンシャル、あるいは独自の価値観があります。その上で他社の成功事例をそのまま真似ても、他社と同じく成功するとは限りません。過去の価値観を破壊しながら一時的に勝つところがあっても、業界全体の信頼を失い続けているように感じます。不信が募ることは何とか食い止めたいものです。
 ホテルウエディングなどでは、一般的に『業界標準』と見なされている一握りの高級ホテルの戦略を、それ以外の施設が追随することがあります。この一握りのホテルにはたいてい抜群の知名度と確固たる顧客層があり、イメージに沿ったサービスが提供できている=ブランドマネジメントが機能していて、例え未だに一昔前の結婚式だったり広告を出さなかったりしても、一定の集客力があります。ブランドマネジメントがそこまで確立できていない施設が真似しても集客力を弱めるだけです。
 一方で、高級や名門でもなくても、地方のホテルや式場は地域では比較的名が通っていて、何10年も営業しているという『安心感』があります。これは、婚礼営業において代えがたい価値です。しっかりしたホテルは婚礼でも強いですね。当日にならなければ仕上がりが分からない『ぶっつけ本番』の商品だからこそ、ホテルウエディングは『ホテルであれば間違いないだろう』という品質期待に応える、という軸をもって戦略を考えてほしいです」
――森山さんは成約前の業務フロー、特に「集客」に強いイメージがありますが、婚礼当日や組織構築の重要性など、婚礼営業全般のサポートもしてきました。
 「環境や施設に魅力があるのに、広告などで表現しきれていない『もったいなさ』や、新規営業で新郎新婦との信頼関係を築けたのに、成約後の打合せで不信感が募ったり本番の仕上がりに不満だったりといった『ぶれ』『揺らぎ』は、集客にも大きく影響します。
 SNSなどによって婚礼客の評価が拡散しやすくなっているからこそ、広告宣伝から婚礼当日まで品質の揺らぎを見せることなく、ブレない戦略を貫くお手伝いをしたいですね。披露宴の提案力や品質向上も集客に繋がると考え、ウエディングアワードの受賞に関わるなど、プランナー育成やブランド構築のお手伝いもしています」
――婚礼コンサルティングで、特に重視していることは。
 「各社それぞれの価値観やポテンシャルを活かした、その会社・施設だけの戦略を構築すること、その戦略の真髄をぶらさないこと、そして『やれることをやる』ということです。現有勢力や潜在力を大幅に超える取り組みを行うのは、ある意味博打に近いものがあります。今できることを一生懸命やりながら、できないことを改善するためのノウハウも提供しています。できないと思っていたことができるようになった、結果が出た人や施設も多数あります。あきらめずに一度ご相談ください。人生を賭けたブライダルの思いを日本中に広めていきたいです」
◎連絡先:03-5363-4856
◎URL:http://4-dimensions.jp