ハートツリーウェディング（東京都新宿区）のプランニングマネージャー・藤岡由香理さんの思い出の施行は、初来店から3 年後の2011年に式を挙げたカップルだ。
　来店後に新婦が病気になり、新郎が涙ながらにキャンセルを告げてきた。その際、「待っています」と伝え、新婦と連絡を取り合ってきた。
　1 年半後、新婦から「支えてくれた新郎に改めて逆プロポーズがしたい」と要望された。レストランでサプライズをセッティング。プロポーズ後、階段の上からスタッフが花吹雪を撒いた。プロポーズ証明書の証人は、藤岡さんが務めた。
　更に1 年後の2011年、2 人は結婚式を挙げた。今回はサプライズを仕掛ける側の新郎のために、飴細工の指輪を贈ることを提案。デザインから成形までの制作風景を記録し、式当日映像で流し、新婦の指にはめた。
　「今では私の結婚式の二次会にも来てくれるほどの関係に。決して忘れられない2 人です。」