プロデュース会社のハートツリーウェディング（東京都新宿区）でプランナーを務める志村奈津希さん。初めてのプランニングは、今年の4月。新郎がドラマー、新婦が沖縄民謡講師のカップルだった。90名規模の披露宴を、新規から当日まで一貫して手掛けた。
　沖縄で式を挙げ、披露宴は東京で開催した。新郎がドラムを務めるバンドと、新婦の三線が融合した演奏を披露した。沖縄のシャツ・かりゆしウェア着用したお色直しを志村さんが提案。沖縄の太鼓と三線を演奏しながら2人は再入場した。
　「生演奏が多かったので、タイトなスケジュールでした。新郎新婦には事前にその旨を伝えましたが、ゲストのスピーチ等で時間が押してしまうことも。歓談を短くし、その場でスケジュールを調整しました。」
　式終了後、カップルから「志村さんが担当でよかった。もう打ち合わせ出来ないことが寂しいです」という言葉をもらったことが、一番の思い出だという。