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キーマンに聞く

連載6《プランナーの信頼UP困ったときのQ&A》完璧にミスなくは難しい、信頼関係構築をゴールに【フリーウエディングプランナー 仁藤なお子氏】
Q 途中での担当替えを防ぐポイント①
今号から、担当替えについて取り上げていきます。初回は、担当替えという事態を招かないために大切なこと。
様々な新郎新婦がいる中で、防ぐべきはプランナーのミスにより信頼関係を損なった結果の担当替えです。この場合、結婚式が近くなってきてから我慢の限界を超えてということも多く、タイミング的にも厳しい状況となります。
まず大前提として、新郎新婦との信頼関係をしっかりと築けているか。情に訴えるというわけではありませんが、プランナーの一生懸命さが伝わっていると、何かミスをした時にも「誰にでもあります」と人と人との関係性から許してもらえます。実際に、同じことが起こってもクレームになる人とならない人がいるのは、信頼関係によるわけです。
プロとしてミスなく結婚式当日に向かうことは大切ですが、人だからこそいくら気をつけていてもミスは起こってしまいます。それを考えれば、完璧にミスなくということをゴールに置くよりも、何かあった時にでも許される信頼関係を築いているかを主眼に置くべきです。甘えているわけではなく、実はその方が新郎新婦にとっても気持ちは健全でいられます。
若いプランナーがアッパー層の新郎新婦の担当になると、苦手意識を持つケースも出てきます。プランナー自身、「若いからなめられる」と感じてしまう。実はアッパー層は色々な店や情報に触れている中で、スタッフが頑張っている店を応援したり、営業マンの一生懸命さを評価して車を購入したりもします。大切なのは、その人のためにという気持ちが伝わっているかどうか。新郎新婦にとっても自分たちのために頑張っているプランナーのことは好きになっていくわけで、それもまた信頼関係の一つです。
では信頼関係を築くために必要な努力とは。最初の段階で、「幸せな結婚式にするために、私は精いっぱいサポートしたい」という気持ちを伝えるべきでしょう。いきなり結婚式の話に入っていくのではなく、2 人が「この人と結婚式を創りたい」と思えるようにしないといけません。
同時に、プランナーは新郎新婦の歩んできた“人生の列車”に途中から一緒に乗車させてもらい、2 人と同じ目線で見るという意識も大切。そのために価値観を知る努力も必要で、例えば学生時代の部活動の話一つとっても、運動部か文化部か。入部の動機も流行りで決めたのか、それとも小学生の頃から地道に続けてきたのかで、価値観を探ることは出来ます。また私は、雑談として夏休みの宿題について聞くようにもしています。先に終わらせるか、ギリギリまで溜めるかによって、2 人の価値観を掴んでいます。
えます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)

