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協業で中国本土に店舗出店【プリモグローバルホールディングス 代表取締役社長 澤野直樹氏 × スタージュエリーブティックス 代表取締役社長 永井淳二氏】

協業で中国本土に店舗出店【プリモグローバルホールディングス 代表取締役社長 澤野直樹氏 × スタージュエリーブティックス 代表取締役社長 永井淳二氏】

 ブライダルジュエリーの企画・販売のプリモグローバルホールディングス(以下プリモGHD/東京都中央区)と、ファッションジュエリーを製造販売するスタージュエリーブティックス(横浜市中区)は昨年11月、『スタージュエリー』ブランドの海外展開に関する業務提携契約を締結した。5月には中国本土初出店となる、【STAR JEWELRYShanghai Grand Gateway 66 Store】をオープン。ジュエリー業界を牽引する2社協業には、どのようなメリットがあるのか。トップ対談から、その可能性を紐解いていく。

単価の高い顧客層

――協業に至った経緯は。

永井「もともと当社は、2000年代に合弁事業で香港に店舗をオープン。海外出店を推進していこうと考えていましたが、SARSの蔓延や家賃の高騰などの課題もあり、一旦は国内事業に集中していこうとなりました。一方で、コロナ以前はインバウンドの来店も多く、まとめ買いも相まって売上の約10%を海外顧客が占めていた時期もありました。『中国現地に店舗はないか』と聞かれることもあり、海外展開の可能性を改めて感じるようになっていました。」

澤野「当社は『I-PRIMO』と『ラザール ダイヤモンド ブティック』の、ブライダルに特化した2 ブランドを展開しています。2007年にI-PRIMOの海外1 号店を台湾にオープン。中国本土は2016年から精力的に出店を続けており、現在27店舗を展開しています。同じジュエリー業界にいて海外展開を目指すなどの共通点もあり、5 、6 年前に永井社長と初対面。定期的に情報交換などを進めていました。また、当社では同じくジュエリーのケイ・ウノ社と共同出資会社を設立し、2019年にケイウノ台湾1 号店をオープン。現在3 店舗を運営している実績もあります。」

永井「改めてグローバル展開を視野に入れた時、やはり海外での経験があるのとないのでは差が大きいと。よりスピーディーに海外で商品を届けていくためには、澤野社長を筆頭にプリモGHDの培ってきたノウハウをお借りするのがベストだと考え、今回の協業に至りました。」

――第1 号店をオープンした『Grand Gateway 66』は、どのような商業施設でしょうか。

澤野「上海に位置する同施設は、1999年12月に開業。インターナショナルブランドを中心に約370店舗が軒を連ねているほか、レジデンスやオフィスなども併設する複合施設です。当社も中国本土2 店舗目として、2016年にI-PRIMOをこの施設にオープン。そうした経緯もあって、スタージュエリーの出店に際して、モール側との話し合いをスムーズに進められたのは強みだったと感じますね。」

永井「店舗は、スタージュエリー表参道ヒルズ店の最新のデザインを踏襲。ファッションジュエリーを中心に、ブライダルジュエリーもラインナップします。商品をしっかり案内するための専用スペースも併設しており、日中に精通したスタッフが、日本ならではのおもてなしを提供していきます。」

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月1日号)