LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

ーMCプランナー育成ー MCスキルの習得で接客力を劇的向上② 滑舌の良い人が与える印象とブラッシュアップ法 【トルチュリール 代表取締役 玉井美輪氏】
人は無意識に相手の印象を判断します。私が伝えているのは、第一印象は見た目、第二印象は声であり、その要素として滑舌も含まれます。例えばアイドルによくある滑舌を甘めにしてふんわり話すことで、「かわいい」というイメージを私たちは勝手に持っていませんか。これがまさに第二印象で、本能レベルでジャッジされる部分です。本能レベルというのは「なんとなく心地よい」、「なんとなく信頼できそう」という「なんとなく…」私たちが日ごろ感じている感覚です。声というのは潜在意識・顕在意識そのどちらにも作用します。
結婚式場の新規現場でも、「この人大丈夫かな」、「信頼できるのかな」と無意識に不安な印象を与えてしまうと、その後どれだけ言葉を尽くしてもなかなか伝わりません。滑舌をしっかりすれば、コミュニケーションのスタートラインは変わります。
日本語の特徴として、「あ・い・う・え・お」をはっきり言えていない人は、滑舌が良くないということになります。舌の長さなどにより、滑舌に課題を感じるという人もいます。ただそこで諦めてしまえば、伝える力も高まりません。私のもとには、滑舌を直したいという経営者も訪れます。要はコミュニケーション手段として仕事上重要だと考え、それを改善しようと思うかどうかの意識次第です。
では滑舌をどのように改善していくか。英語の発音と同様、日本語にも舌の位置があります。私たちは日本語を子どもの頃から無意識に話しているため、舌の位置を意識したこともないでしょう。そこで私の研修では、正しい位置に置いて発音するように直していきます。また「あ・い・う・え・お」の母音には決まった口の形があります。多くの人は正しい形を意識せず、曖昧なまま話してしまうことで、言葉も不明瞭になり、滑舌はますます悪くなります。正しい形にするには、顔の筋肉も必要ですから、意識的に口の形を練習します。
もう一つ、舌の力をつけるレッスンもしています。ブラッシュアップ法として、舌を歯の前でぐるぐる回すトレーニングをしてみてください。それぞれ右回り、左回りに30秒動かすと、恐らく根元が疲れてくるでしょう。当社の司会育成レッスンでは、それぞれ1 分ずつやってくださいと伝えていて、その結果、舌が動きやすくなり、滑舌の改善にもつながっています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月1日号)

