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3つの新機能2月リリース【PIEM 代表取締役 宮城光一氏】

3つの新機能2月リリース【PIEM 代表取締役 宮城光一氏】

 限られた人数での運営を余儀なくされる会場。さらに、最も重要な顧客との設定にリソースをかけるためにも、その他の業務をいかに効率化していくか。2022年は、ブライダルの業務効率化を中核とした、デジタルトランスフォーメーション・DXの流れがさらに加速しそうだ。そのために重要なのが、効率化による経費削減だけではなく、いかに売上的にもメリットがあるか。新郎新婦向けのシステム【ONE-W】を15年前から提供しているPIEM(東京都千代田区)も、2月に新機能を相次いでリリース。いずれも会場の単価アップを後押しすることのできる仕組みであり、売上への貢献を含めて提案を強化していく。

1月1日に社長就任

――今年の1 月1 日付けで、社長に就任しました。

宮城「私は親会社のイー・アンド・エムに19歳で入社しました。もともとシステムエンジニアとしてシステム開発を行い、その後は営業兼エンジニアとして、プロジェクトを運営しながら新規顧客を開拓してきました。PIEMに関しては、約15年間出向でサポート。社長になってもこれまでとは基本的にやることは変わりませんが、コロナの状況も踏まえながら婚礼だけでなく、宴会やMICEにも領域を広げていきます。」

――コロナ禍で契約会場数が増えているそうですね。

宮城「昨年は、約70軒増え、全体で500軒に達しました。この15年間、新しい機能の追加、時代に合わせたGUIの実装、セキュリティの強化も含めて開発し続けています。クラウドシステムは開発体力も必要ですが、利用料をもらっている以上、常に最新・安心の物を使ってもらえるよう、開発を進めています。一昨年から営業も強化し、現在は7 人体制にしています。」

――ONE-Wの特徴とは。

宮城「新郎新婦は、招待者をリストアップして、招待状を送り、返信を見ながら出席の人のアレルギーの有無や役割、余興などを確認。最終的に配席をします。これをシステム内で完結しています。アレルギーは画面上でもチェックをつけていき、最終的に配席図面にまで反映される。引出物・記念品選びもシステム上で行い、送り分けにも対応します。婚礼アイテムに関わる出店パートナー会社は、1000社に及んでいます。」

宮城「一方で見積書や会計などは、各社で基幹システムを使用しているので、そうしたシステムとの連携についても当初から進めました。バンケットの空きを管理するシステムとの連携によって、一般宴会・MICEにも道筋ができました。」

―― 2 月に、新機能を発表しました。どのようなものですか。

宮城「一つはヒアリング・アンケート機能です。現状はプロフィールなどを含めて紙ベースが主流ですが、会場ごとに異なる書式を作った上で顧客にデータ上で入力してもらいます。これはその後に応用も可能。次のステップとしては集計機能を付ける予定で、どの顧客が何を望んでいるのか、さらにABCのアイテムのうちAを選んでいる人は何%いたかなどを、データ化できます。また式後のアンケートも画面から対応することで、回収率が高くなります。」

――マーケティング分析の資料としても重要ですね。

宮城「もう一つは、送迎機能。以前からバスの乗車リストを作るものはあったのですが、声を聞いていくとバスだけではなくタクシー、ジャンボタクシーなどその方法が多様化していて、バスの乗車リストだけでは物足りないと。さらに経由地も柔軟に設定するなどの機能も含めて、テコ入れをしました。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)