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連載8《プランナーの信頼UP困ったときのQ&A》「担当替え後も2人のために貢献できることはある」【フリーウエディングプランナー 仁藤なお子氏】

連載8《プランナーの信頼UP困ったときのQ&A》「担当替え後も2人のために貢献できることはある」【フリーウエディングプランナー 仁藤なお子氏】

Q 途中での担当替えを防ぐポイント③

今回は、残念ながら担当替えとなってしまった場合のその後を考えていきます。何らかの理由で担当替えの話になった時には、まず新郎新婦に誠心誠意謝罪する意識が大切。せっかくの結婚式に不安な思いをさせてしまったことは事実ですから。ただそれを新郎新婦が望んでいるかどうかは別の話であって、上司による確認は不可欠。その確認の際にも、謝罪をしたいという気持ちを伝えてもらった上で、受け入れてもらえるのであれば、誠心誠意謝罪をします。

そもそも担当替えになったということは、少なくとも新郎新婦を傷つけ、最悪としては大切な結婚式自体を台無しにするかもしれなかったわけです。それでも、自社の式場をまだ信じてくれて、結婚式に向き合ってもらえているのも紛れもない事実。そう考えると、台無しになる前に、担当替えという選択になってある意味では良かったとも言えます。その選択を感謝する気持ちも必要です。

ただ当のプランナーとしてはショックも大きく、時には「私はこの仕事には向いていない」と退職まで考えてしまうことも珍しくはありません。だからこそ、前述したように「私は辛いけれど、2人にとっても、大切な結婚式にとっても、会社にとっても、とにかく最善の選択をしてくれた」と思うことによって、一旦感情を落ち着けるようになります。

もう一つは、何かのクレームの際に、新郎新婦は「もう同じようなことを起こさないでください」、「他の人には不安な思いをさせないでください」といったことを言います。本当にそれはありがたく、その言葉をそのまま受け取り、その上で冷静になって何が起こったのか、どのタイミングで何をすればこういう結果にはならなかったのかなど、次につなげるために分析すれば、その後のプランナー人生の糧になります。

担当替えによって「その新郎新婦、結婚式には関わりたくない」という気持ちを持ってしまう可能性も出てきます。私はそうした悔しい気持ち、辛い気持ちを絶対に二度としないようにするためにも、最後まで何かしらのお手伝いをすべきと伝えています。

もちろん、できることは限られます。それでも後を引き継いでくれたプランナーの事務処理をサポートする、パートナー企業への確認など、出来ることもあります。新郎新婦の希望で前面に出ることは難しい状況であっても、中身としては2人の結婚式を最高の一日にしていくために貢献できる部分に対応します。最後までやりきれるかどうか、私はそこが一流になれるかどうかの大きな違いだと考えています。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)